Worldcoinは軽い気持ちで信用してはいけない
ChatGPTに端を発するAIブームで一躍有名となったSam Altman氏が関わる仮想通貨プロジェクトのWorldcoinが7月24日のバ…

L402:有料コンテンツやAPIの認証におけるスタンダードを目指す野心的なプロトコル
概要
・L402 (旧LSATs)はウェブ上で有料のリソースへのアクセス認証をライトニング払いで入手できるトークンで行うための規格である。…
PWAがLSP型ライトニングウォレットの未来か
今月、AppleがアプリストアからNostrクライアントのDamusやノンカストディアルライトニングウォレットのZeusを排除すると開発者に…
Stratum V2は本当にマイニングプールの検閲耐性を改善するのか?
マイニングの話題になると、少なくともここ数年は規制や検閲という部分に関する関心が高まっている実感があります。マイナーがマイニングプールに接続…

TorがProof of Workの導入でDoS攻撃の軽減を目指す
Torは1年以上前からロシア政府によるとされる大規模な攻撃を受けており、接続の安定性が低下し、利用体験が損なわれています。ビットコイナーの中…
Mempool.spaceの「トランザクションアクセラレーター」はマイニングやメモリプールにどういう影響を与えるのか
Bitcoin 2023カンファレンスではビッグな発表がいくつかありました。その中でも3本の指に入るものにmempool.spaceエクスプ…
スマートコントラクトでビットコインを担保に借金する2つのアプローチ:Lava Loans ProtocolとFuji Money
本稿で何度か取り上げている通り、今年はビットコイン上でDLCやコベナンツなど、スクリプト機能を活用したプロトコルへの関心が高まっています。今…


ビットコインを襲うBRC20の猛威は如何に生まれるのか
今週、ビットコインのトランザクション手数料は600sats/vbyte以上という歴史的水準に達し、ブロックの手数料が新規発行分の6.25BT…
ビットコインウォレットにおけるメッセージ署名機能の功罪が話題に
皆さんが利用しているビットコインウォレットにはメッセージに署名する機能がありますか?
ビットコインアドレスに対応する秘密鍵で任意のメッセー…
4 min read
ビットコインのP2PネットワークのプライバシーとLinkingLion
3月下旬、ツイッターを眺めていると不穏なツイートが流れてきました。
If you run a listening Bitcoin node…
6 min read
Civ Kitはなんでも売買できる分散型取引市場
昨年末からNostrが盛り上がる中、ビットコインやライトニングネットワークとNostrを組み合わせたプロダクトのプロトタイプがいくつか生まれ…

BLS署名を用いて任意のプログラムをスマートコントラクト(DLC)にする
本稿でも何度か取り上げているDLC (Discreet Log Contracts)はビットコインを使ってトラストを最小化した差金決済取引を…
Chaumian E-cashを扱うエコシステムがCashuを中心に活発化
本稿でも2021年夏に紹介したFedimintはその後も着々と支持を集めており、特にフェデレーション型ではない通常のカストディによるChau…
ゼロ知識証明の活用でビットコインノードの爆速同期を目指すZeroSync
ビットコインノードの立ち上げで問題になるのは主にブロックチェーンの保管に必要なストレージと、その取得に必要な帯域幅です。前者はプルーニングを…
PSBTを利用したOrdinal Inscriptionsのダッチオークション
オークションって面白いですよね。アート、中古車、不用品、鮮魚、公共事業など様々なものがオークションで値付けされています。ゲーム理論を勉強する…
Tornado Cashからの出金時に利用できる"Proof of Innocence"の概要と実情
皆さんはTornado Cashを覚えていますか?
イーサリアム上のスマートコントラクトとして実装されたミキシングサービスで、もちろんプラ…
Sovereign Rollupsは名前負けのプライベートチェーン
Ordinal Inscriptionsの流行でビットコインにデータを保存できることを知った開発者たちがNFT以外の様々なユースケースを考案…
今年はLSP戦国時代の幕開け
先週はカストディアルなライトニングウォレットに対する逆風もあり、LSPに頼るがノンカストディアルなウォレットが勢力を伸ばしている話を書いたと…
カストディアルなライトニングウォレットは下火になるのか
BluewalletがLndHubを利用したカストディアルなライトニングウォレットの提供終了を発表しました。4月30日までに出金するようにと…
Swap-in Potentiamでライトニングとオンチェーンの切り替えを意識させないUXを作る
ライトニングウォレットにとって大きな課題の1つに「ユーザーにオンチェーンとライトニングの違いを意識させないこと」があります。普及が進むライト…
LDKのPhantom Node Payments機能はLN支払いをロードバランシングする大口向けソリューション
一般的なライトニングユーザーはモバイルアプリのライトニングウォレットを利用していたり、自宅にあるラズパイでノードを運用していることはあっても…
ウォレット同士の通信でServerless PayJoinが実現できるメリット、Nostrとの関係
ビットコインを利用する上で比較的シンプルながらパワフルなプライバシー技術にPayJoinがあります。個人的にはとても好きな技術ですが、対応す…
Ordinalsは全satsに通し番号を振るフルオンチェーンNFTプロトコル
ここ数日で話題になっているビットコイン上のプロジェクトに、OrdinalsというフルオンチェーンNFTプロトコルがあります。
個人的には直…
MADトランザクションはゼロ承認取引の代用たりうるか
2022年にビットコインの世界でにわかに盛り上がったトピックの1つにゼロ承認取引がありました。具体的には、Bitcoin Core 24.0…
難ありなInbound Fees実装をLndが強行突破で導入する思惑にライトニング開発者らが反発
今週の論争で際立ったのは、ライトニングでInbound Feesを実現する方法をめぐり、明確に最適な提案がいない状況で、ロールアウトや後方互…
2023年のビットコインとライトニングに関する予想
明けましておめでとうございます。
昨年のビットコイン価格は仮想通貨業界の不祥事に振り回され大幅下落という一年でしたが、Bitcoin Op…
ツイッターによる競合指定によりNostrが一躍有名に
先日、ツイッターのポリシーに「競合他者へのリンクやプロフィールの共有禁止」という文言が追加され、批判を呼びました。(のちに撤回、ツイートは削…
Taroが用意するトランザクション集約方法"Pocket Universe"にみえる自己矛盾
最近ビットコイン上でステーブルコインを発行してライトニングネットワーク上で送金できるようにしたいというプロジェクトが増えてきています。その中…
ライトニングチャネルへの入出金を1トランザクションで行えるSplicingの仕組み
決済事業者やオンラインストアの対応などにより、ライトニング支払いが利用可能な場面が少しずつ増えてきています。しかし、ライトニングに対応してい…
ライトニングチャネル内で初のDLC取引が成功
11月下旬にCrypto GarageがBitcoinメインネット上のライトニングチャネル内でDLCによる差金決済取引を初めて成功させました…
VLSはライトニングノードの安全性と拡張性を高める重要な部品となるか
ライトニングノードを維持するにあたって基本的な関心事は故障やバグの可能性と、盗難を防ぐセキュリティの2つです。最近はチャネル情報のクラウドへ…
国内取引所の決算書から預かり資産額と国内シェアをリスト化してみた
FTX事件をきっかけにセルフカストディが一部で話題になっています。ただ、話題にしてるのは元々リテラシーが高かった面々で、カジュアルユーザーは…
Bitcoin Core 24.0からのFull RBF既定化についての議論まとめ
この1週間ほど世間の話題はFTXの信用不安問題で持ちきりですが、ビットコイン開発者の多くは全然違う論争に巻き込まれていました。Bitcoin…
ライトニングノードのバグ報告について意見が対立
つい先月、Lndが利用するbtcd由来のライブラリのバグによってブロックチェーンを参照できなくなるというトラブルが発生し、Lndユーザーは急…