2024年11月8日 10 min read

セルフカストディ型のライトニングウォレットのスケーラビリティを補完できる技術は出てくるのか

ライトニングでセルフカストディをしようと思うと、最低でも自分でチャネルを保有する必要があり、よりトラストレス性を高めようと思えば自分のノードを立てることになります。したがって、世の中にあるセルフカストディ型のライトニングウォレットはこのいずれかの形をとっています。

しかし、この使い方にはコストがつきものです。例えばチャネルの開設には今のオンチェーン手数料が低迷している環境でも数十円、場合によっては数千円以上になることも考えられます。ライトニングノードの維持も無料ではありません。(趣味で維持している場合は無料のように考えてしまいますが)

ライトニングはカストディ型で普及する、という今では主流の主張はこれらのコスト面と、それに関連したユーザーエクスペリエンスの問題を根拠にしています。コストやUXの課題を軽減しつつ、セルフカストディを捨てない折衷案はないのでしょうか?

今日はその折衷案として考えられる、ライトニングが使えるセルフカストディ型のウォレット方式を2つ考えてみます。

・現行のセルフカストディ型ライトニングウォレットは大別して2種類に分かれ、それぞれに課題がある

・Mutiny Walletが挑戦したEcash/LNハイブリッド型はノンカストディアルか?

・Arkの併用はライトニングウォレットとして現実的か?

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