2019年11月20日 4 min read

EtherとLightningをつなぐRedshiftとLNのユーザー獲得の課題

先日Radarという会社がEtherとLightningをブリッジするRedshiftというサービスを公開しました。

https://ion.radar.tech/redshift

Radarは元々イーサリアム上のトークンのDexサービスなどをやっていた会社ですが、少し前から大きくLightningにピボットした少し珍しいチームです。自分も開発チームのメンバーと何回か直接話したことがあるのですが、かなり強いチームで今回のRedshiftも中々面白いです。

REDSHIFTの特徴

RedshiftはLightningで使用されるハッシュタイムロックコントラクト(HTLCs)の仕組みを応用することで、EtherとLightningをトラストレスにブリッジできることが一番の特徴です。現状では、LightningのInvoiceをRedshiftのウィジェットに貼り、LNの支払いの代わりにEtherを送ることでLNの支払いを実行することが出来ます。裏では自動的にスマートコントラクトが発動し、EtherのLightning上の送金への変換がアトミックに行われ、中継者であるRadarへの信頼やカウンターパーティリスクなしで支払いが完了します。(HTLCsをどのように利用しているかなどちょっと自分もまだ完全に理解していない部分がありますが、今回の話ではそこまで重要ではないので詳細は割愛します)

実際にテストで何回か使ってみたのですが(添付画像参考)Lightningと別のチェーンがつながって支払いが完了する、みたいな体験は何とも言えないですが、ワクワクというか、おー、すごいな、という感覚はありました。

REDSHIFTのポテンシャルは?
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