「お金で幸せは買えない」なんて言葉を、よく聞きますね。でも、2024年の最新研究で、その常識が覆されるかもしれない結果が出たんです。
なんと、年収が上がれば上がるほど、幸福度はずっと右肩上がり。昔よく言われていた「年収1100万円(約75,000ドル)で幸せは頭打ちになる」という説は、もう古いかもしれません。
とはいえ若干の注意も必要です。年収が倍になったからと言って、幸せ度が倍になるわけではないんですね。所得が増える速さに比べると、感じる幸福度の上がり方はゆっくり。それでも確実に上がっていることは観測されているんですよね。
これを受けて当記事では、ビットコインを使って人生の幸福度を効率的に上昇させるというアイディアを考えてみたいと思います。
1.9万ドル(約285万円)で最大値の幸福感が毎年得られるようになる、意外な幸せへの道に興味はありませんか?一緒に探っていきましょう!
年収と人生満足度の相関を調べた研究結果は?
2024年7月に発表された研究では、年収15,000ドル(約220万円)から480,000ドル(約7000万円)までの幅広い所得層を対象に、幸福度との関係を調査しています。
出典はこちら:Money and Happiness: Extended Evidence Against Satiation(Matthew A. Killingsworth, 2024年7月17日)
結果を示すグラフは、横軸に所得(対数スケール)、縦軸に幸福度(1-7のスケール)をとっています。

グラフからは、所得が増えるにつれて幸福度も上昇していることが見て取れます。
最も低い所得層(15,000ドル付近)の幸福度は約4.2であるのに対し、最高所得層(480,000ドル付近)では約5.2と、1ポイント程度の上昇を確認することができます。
ここからは考え方次第だと思うのですけれど、筆者にはこの上昇速度がかなりゆっくりに見えました。4.2から5.2への上昇率を全スケールの7で割って計算しても、上昇分は14%程度※にとどまってしまうんですね。
※ 4.2/7 ≈ 0.60 or 60% 5.2/7 ≈ 0.7429 or 74.29%。上昇分: 74.29% - 60% = 14.29%
所得が32倍(15,000ドルから480,000ドル)になっているにもかかわらず、幸福度は1割少々しか上昇していないのです。
この所得の上昇率に対して、はるかに緩やかな幸福度の上昇カーブが意味するところは、何なのでしょう?
おそらくは、お金が幸福度に与える影響は確かにあるものの、それ以外の要因のほうが強い影響を与えている・・・ということかもしれません。
参考までにグラフ右上の高い幸福度を出した母集団に関しては、所得金額は調査されていないんですね。純資産の中央値が3百万〜7.9百万ドルの範囲にあると記述されているだけです。
逆に言えば、所得が50万ドルを超えてくると、所得よりも資産額の大きさが幸福度につながっていくとも言えそうです。
この結果は、私たちに「バランスの取れた幸せの追求」の重要性を教えてくれているのかもしれません。
お金で買える幸せの限界
幸福度を決定する要因について、興味深い研究結果があります。「幸せがずっと続く12の行動習慣~ソニア・リュボミアスキー著」によると、幸福度は以下のように構成されているそうです:
- 遺伝による設定値:50%
- 意図的な行動:40%
- 環境:10% ← お金はココ!
この内訳を見ると、お金が直接影響を与えられるのは主に「環境」の10%部分だと考えられます。つまり、お金で幸福度を買える余地は、最大でも人生の1割にしか満たないということになります
こう考えるなら、たしかに所得が32倍になっても幸福度が1割少々しか増えていないという結果にも、筋が通ってきます。
しかし逆説的には、仮に人生の中の1割少々だけだとしても、幸せをお金で増やすことが可能であるという事実は確認されたわけです。
ここからは、ビットコインを使うことで、その最大化が思ったよりも身近に達成できる可能性があることを書いていきたいと思います。
お金分野の幸せはビットコインと時間に任せるのが最良かもしれない
ここまでのリサーチ結果で、一旦は幸せ度数の最大値が年収で48万ドル程度になっていることが確認されました。
ただ残念ながら、グラフ右上の幸せ度数が5.5-6の高水準を叩き出した母集団は、フォーブス400に掲載されている大富豪だったりして、あまり身近な方たちではありません。
その調査データも資産額だけであり、年収データは出されていないんですね。というか、超富裕層になれば年収という概念が希薄になります。
たとえばバフェット氏は、バークシャー社より年間給与として10万ドルだけ受け取っています。過去40年変わらずです。ですがバフェット氏が保有する推定資産は1380億ドルあります。
資産の原資は、受け取る配当と保有株の評価額上昇ですね。そこに(給与)所得は、ほぼ貢献をしていません。税金を考慮すれば、給与として受け取ることは避けたほうが効率的・・・という結論に落ち着くからですね。
とはいえ、それでも年収が上がれば幸せ度数は一定程度まで上昇していきます。
リサーチ結果で確認された幸せ度数の最大は年収48万ドルでした。これをビットコインで達成する方法を考えていきましょう。
以下の記事では、今後のビットコインは平均値として今から年率26%で成長し続ける・・・という主張を書きました。
Vol.195 26%の情報料 ~ 法定通貨からビットコインへの流出は歴史的な必然(2023年2月13日)
仮にこれが実現するとした場合(すごくifの話です!)、保有しているビットコインの年間の資産増加額が(わかりやすく)50万ドルとなるための条件を考えてみましょう。
保有するビットコインの評価額が、1年間26%の上昇率で50万ドル上昇するためには、約1,923,076.92ドル(約192万3077ドル)の原資が必要となります。
つまり保有するビットコインの評価額が192万ドルになればいいわけですね。
ではこれを時間を味方にすることで到達していきましょう。期間の設定は、そうですね、以下の記事を参考に、8年の2倍である16年で考えてみましょう。
参考記事;Vol.245 未来は8年先くらいに設定すると行動しやすいかもしれない(2024年2月5日)
計算は、野村證券のみらい電卓を使ってみました。
結果、年利26%の増加率が16年間続き192万ドルに到達するためには、現在約4.8万ドル(約720万円)の原資が必要となることがわかりました。
いや720万円きついな~と思われたなら、期間を伸ばせばよいのです。4年間を足して20年保有なら、原資は約1.9万ドル(約285万円)となります。
考え方にもよるのですけれど、日本円で300万円弱~700万円少々のビットコインを16年間~20年間保有し続ければ、年間評価額の上昇幅が7500万円程度となるのです。
こうなれば、お金で得られる幸福度のメモリは最大値まで伸ばすことができます!
もちろん、実際それほど都合よく推移する保証はないです。ですが、それと同じくらい、推移しない保証もありません。
ここで述べたかったのは、ビットコインという独自資産に時間の力を加えれば、一般的な会社勤めの方でも手の届く範囲で「お金部門の最大幸福値」を達成できる可能性があるということです。
お金分野の幸せは、ビットコインと時間に任せるのが最良かもしれませんね。
まとめ
今回の記事では、お金と幸福度の関係、そしてビットコインを活用した新しい人生設計の可能性について探ってきました。ここから見えてきたのは、幸せを追求する上でのバランスの重要性ですね。
確かに、お金は幸福度に影響を与えます。年収が増えれば幸福度も上がることが研究で示されました。しかし、それらは人生の幸福全体の10%程度を追うだけにすぎません。残りの90%は、お金以外の「意図的な行動」によって決まるのです。
それでも、ビットコインと時間を味方につけることで、「お金部門の最大幸福値」を達成できる可能性が一定程度はあることもわかりました。大切なのは、お金、時間、そして個人の価値観のバランスを取ることですね。
引き続き、たのしんでいきましょう。
ハッピー・ビットコイン!
ココスタ 佐々木徹