2024年2月5日 5 min read

Vol.245 未来は8年先くらいに設定すると行動しやすいかもしれない(2024年2月5日)

Vol.245 未来は8年先くらいに設定すると行動しやすいかもしれない(2024年2月5日)

こんにちは。最近、以下のようなコメントを見かけることが増えてきたように思います。

  • ビットコインを買いたいとは思うけど、高くて買えない
  • 将来の財産を作りたいけれど、インフレで手が出ない

たしかにインフレで生活に必要な物資が値上がりしているなか、500万円を超えるビットコインを買う気には、ちょっとならないかもしれないですね。

おそらく「高い」と感じてしまう背景にあるのは、こんな気持ちだと思います。

「5万円だった時に買っておけば、500万円の今はウハウハだったのに。。。もう高くなってしまったから、いいや。」

これ、経験した過去から現在を比較しているから高いと感じるんですね。

では逆に、未来から今のビットコイン価格を振り返る「視点の入れ替え」をしたら、どうでしょう?

「5億円になっているはずなのに、500万円の今は激安。。。買うしかない!」

、、、となるかどうかは分かりませんが、少なくとも過去からの呪縛は外して新たな行動をとりやすくなるかもしれません。

でも、あまりに遠すぎる未来は現実味がありませんし、近すぎる時間軸は未来というより計画になってしまいます。

そこで今回の記事では、「未来は8年先くらいに設定すると行動しやすい」・・・ということを書いてみたいと思います。

8年前のビットコインは5万円 → 今は500万円 → 8年後は?

先週、ビットコイン価格が今の1/100だったら買いやすいのになぁ、などと考えながらチャートを見ていました。

すると今から8年前、2016年ころまでさかのぼることになりました(下チャート参照)。

〇 ビットコインは2015年の5万円から、8年後の2023年に500万円へと値上がり

2016年といえば、英国のEU離脱(ブレグジット)にくわえ、トランプ氏の米大統領選挙当選、さらにポケモンGOの大流行などがありました。

どれも「昔」というより、「もう8年も経ったの?」というのが実感に近いのではないでしょうか?

それでも、この間にビットコイン価格は100倍へと上昇をしています。年間利回りを計算すれば、毎年77%の上昇です。時間の感覚がおかしくなりそうですね。

では、今から8年後のビットコインはどうなっているのでしょう?

Vol.241 生きているうちに使おう~ビットコイン積み崩し年金活用術(2024年1月7日)では、毎年のビットコイン価格を、以下のような前提で計算しました。

〇 ビットコインの年率上昇率は50万ドルまで26%とする

〇 その後は年率上昇率が1%ずつ下がっていく

〇 8%まで下がれば固定する

この計算だと、500万円のビットコインは8年後に、3,176万円まで上昇をしていることになります。

もちろん、過去8年で毎年77%上昇していたからと言って、今後はその1/3程度の上昇速度である26%を維持できる保証もありません。

以下のリンク先で、1.26を希望の数字に置き換えれば、8年後のビットコイン価格を計算することができます。

https://www.google.com/search?q=5000000*1.26%5E8

別に上昇率の数字はいくらでも良いです。

ここで大切なのは、8年後(今を起点とするなら2032年)が、どのような世界になっているかを自分なりにイメージし、そこから逆算して今のビットコインを見るということだと思います。

もしいまが8年後でビットコイン価格が3,176万円だったとして、2024年のいま、いくらだったら買ってもよいと思えるのか、一つの思考実験として試してみるのも、良いかもしれません。

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