こちらの記事は、下記の動画を元に書き起こし・一部校正した内容になっています。
ライトニングアドレスの利点やポテンシャル
東: 次の話題はライトニングアドレスについてです。ライトニングアドレスは、LNURLのUXを引き上げるようなものだという認識をしてるんですけど、ライトニングアドレスの解説を改めてお願いします。
加藤: LNURLの話に戻ってしまうんですけど、LNURLサーバーからインボイスを発行してもらうために、LNURLっていう特殊なURLが必要だったんですね。そのURLが結構長い文字列で、あまり人間に合ったUXじゃないっていう問題があったんです。
加藤: ライトニングアドレスっていうのは、「koji@hanseikai.jp」みたいなメールアドレスのような感じで、hanseikai.jpのドメイン設定を見に行くと、ここのLNURLサーバーにアクセスしろみたいな指示が書かれて、それが実行されます。
ま、要するにLNURLっていうめちゃくちゃ長くて人間が読むものではない文字列を、メールアドレスみたいなめっちゃわかりやすい文字列に置き換えたものなんですね。
東: イメージとしては、ipアドレス直接入れてるところからamazonドットコムで打ち込めるようになったみたいな、そういうことですか?
加藤: はい、その通りです。実際、LNURLのウェブページにアクセスすることで、ライトニングアドレスを簡単に取得できるようになりました。それは、インターネットアイデンティティに関連する別のプロジェクトで、LNURLを利用しています。
ユーザー名を含め、この方法は非常にシンプルで便利で、例えば、Nostrやザップなどのライトニングアプリでも相手を指定するのに使用されています。
東: なるほど、最近はこの方法の方が一般的になってきたんですね。以前はLNURLが主流だったのに。
加藤: はい、LNURLよりも使いやすくてわかりやすいという点で、この新しいアプローチが注目されています。ライトニングアドレスを公開しておけば、他のユーザーが簡単に支払いを行えるため、非常に便利です。
東: なるほど、それは便利そうですね。ライトニングアドレスの利点が明確ですね。では、もう少し詳しく聞きたいのですが、この技術のポテンシャルについてどう思われますか?