Blockstreamが開発したビットコイン・サイドチェーンのLiquidがなぜ鳴かず飛ばずなのかは多くの人が疑問に感じているところかと思います。むしろ、最近ビットコインに興味を持ったという方は聞いたことすら無いかもしれません。(FTX JPになったLiquid by Quoineのことではありません)Liquidには2022年8月現在でおよそ3500BTCが保管されておりますが、1分間隔で生成されるブロックはガラガラで、コインベーストランザクションを除くと平均0.5tx/分という有様です。比較対象として、この24時間のデータからBitcoinでは~175tx/分、Bitcoin Cashでは~23tx/分、Litecoinでは~72tx/分、Dogecoinでは27tx/分なので、いかに使われていないかわかります。特にBlockstream発のプロダクトにはLiquid対応しているものも多く、最近紹介したPeerSwapでもL-BTCとビットコイン・ブロックチェーン上のライトニングチャネルの残高を交換できる機能が用意されるなどしています。そんなLiquidが鳴かず飛ばずな理由を考えてみました。