ライトニングラボ社の開発者であるJoost Jager氏が、ライトニングをつかったメッセージングアプリを発表しています。
その名もWhatsatです。
ライトニングでメッセージングとはどういうこと?と思うかも知れませんが面白いアイデアと思います。
ライトニングネットワークはそれ自体がP2Pのネットワークです。ビットコインのネットワークとはまた別のネットワークを構成しています。
P2Pですので当然中心もなければ、管理者もいません。
このライトニングのP2Pネットワークを、メッセンジャーアプリのインフラとしてそのままつかおうということです。
具体的には、ライトニングのプロトコルの上に、メッセージを付加しておくります。別のプロトコルをつくるわけではなく、ライトニングのネットワークと仕組みをそのままつかって、メッセージを追加するわけです。
ライトニングには支払いの際に任意のメッセージを添付する機能が有ります。支払いがされなければ、メッセージだけ届き、支払い自体は「失敗」という処理がされます。これをうまく使って、メッセージのやり取りをするわけですね。
ライトニングをつかったメッセージングアプリの利点は3点あります。