アメリカではこれから年末にかけて感謝祭、クリスマスと、家族などで団らんしたり、プレゼントを交換したりする機会が増える季節です。2017年、2018年はこの季節に史上最高値・それ以降の最安値をつけており、家族とビットコインの話をした家庭も少なくないでしょう。値動に関係があったのか、たまたまだったのかはわかりませんが、この時期にビットコインを家族に贈る需要が少なからずあります。今日はビットコインを「送る」のではなく「贈る」方法をいくつか比較してみました。
個人的に一番ビットコインへの理解度に繋がると思うのは、ウォレットを入れさせて自分で送金することで実際に動く様子を見せる昔ながらの方法ですが、贈る方・贈られる方のプライバシー面や時間面などの問題もあるので、今回はそれ以外の方法に限定します。
フィジカル・ビットコイン (秘密鍵付き硬貨)
ビットコインを贈る方は、できればHODLしてほしいと思っているはずです。そうでなければあえてビットコインを贈ることもないでしょう。
しかし、ビットコインを初めて手にした人は少し上昇したり下落すると、すぐに売ってしまいがちです。そこで、今は少なくなっていますがフィジカル・ビットコインを贈るという手があります。希少性からコレクターズアイテム化しているCasascius Coinや悟コインのような物理的なビットコインの多くは、それに紐づくビットコイン以上に価値があります。また、流動性も低いので、贈る相手にそのことをちゃんと説明してあげれば、通常のビットコインよりは売却されにくく、「コレクターズアイテムとして」HODLしてもらえるかもしれません。お金に困るなどして売る必要性ができてしまっても、紐づくビットコイン以上の金額で売れるので喜ばれるはずです。バックアップやセキュリティの心配もありませんし、最悪の場合、自分が額面の値段で買い取ると約束してもいいでしょう。個人的には、プレゼントとしてはこれが最善かなと思います。