こちらの記事は、下記の動画を元に書き起こし・一部校正した内容になっています。
サブスクリプションとライトニングの未来
東: こんにちは。前回に引き続き、第2回目のビットコインコンテンツをベースにしたQ&Aの動画を撮影します。今回も加藤くんをお招きしています。よろしくお願いします。
加藤: よろしくお願いします。
東: まず、1本目の話題は、BOLT12とライトニングを使ったサブスクリプションについてです。ライトニングのサブスクリプションは現状ではできないと言われていますが、技術的に可能性はあるのでしょうか。
加藤: できると思います。
まず、BOLT12について簡単に説明すると、現在のライトニングネットワークにおいて支払いを行う際、送金の宛先ノードがインボイスを発行し、それを使って支払いが行われます。BOLT12ではOffersという新たな規格で、QRコードや文字列を読み取ると、この内容でインボイスを発行してくださいっていう依頼を送りつけることができます。