2021年10月20日 6 min read

ハードウェアウォレット SecuX V20の分解

ハードウェアウォレット SecuX V20の分解
Photo by Blaz Erzetic / Unsplash

こんにちは。AndGoのハードウェア担当です。毎週水曜日はAndGoのエンジニアが交代で技術に関する記事を皆様にお送りしています。

今週は新たなハードウェアウォレットSecuX V20を入手しましたので,分解して解析していきます。このハードウェアウォレットを開発したのはSecuX Technology Inc.は2018年にできた台湾の企業です。1000以上(!)の仮想通貨およびトークンに対応しているとのことで,https://secuxtech.com/supported-coins-tokens にリストアップされています。タッチスクリーンの比較的大型の2.8インチのディスプレイを搭載し,バッテリーでの動作も可能です。そして,Infineon製のミリタリーグレードのセキュアエレメントを搭載していると謳っています。

FIg. 1 まずは箱です。(じつは弊社CEOが入手したものです。すでに彼の手により開封されていてセットアップ済みで,ついでに裏蓋も開けられていました笑)。左下にInfineon製のセキュアエレメンtが使われているというマークがついています。ちょっとわかりにくいですが,箱の手前に開封されたかどうか分かるシールも貼られています。

Fig. 2 概形です。ドラ焼きぐらいのサイズです。重量は120gで若干ずっしりしたしっかりした作りです。以前,弊社で試作したハードウェアウォレットを思い出しました。(https://innovation.mufg.jp/detail/id=301 に掲載されている写真の左のハードウェアウォレットです。)

Fig. 3 電源を入れるとロゴが表示されます。タッチスクリーンは使いやすく反応は良いようです。

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