世間ではアダルトコンテンツに対するクレジットカード決済からの締め出しが進んでいます。今週も日本のファンクラブサイトがVISA・Mastercardを使った決済を提供できなくなるなど、主にTwitter上で大きく話題になっていました。
もちろん、コンテンツ事業者もやられっぱなしではありません。もう1つ今週の発見として、日本でコンテンツ販売を手掛ける大手の1社であるFC2(法人自体はアメリカに所在)がいつのまにかライトニング決済に対応していたというものがありました。
まだまだユーザーが少ないライトニング決済ですが、多くの人がライトニングウォレットを手軽に持つことができればこのように対応するサービスも増えてくると思われます。そのためにはカストディアルウォレットの普及が一番手っ取り早いですが、日本ではカストディ規制もありなかなか進んでいません。
ノンカストディアルなライトニングウォレットの普及にとって一番の障壁は「オフライン受取」(非同期支払い)に関する挙動です。この問題への取り組みは昔から存在していますが、今日はMutiny Walletが発表したE-cashを応用する新しい方法について解説させていただきます。
・モバイルウォレットでのオフライン受取の問題
・Mutiny Walletが提案する、E-cashを併用するアイデア
・そもそもノンカストディアルではない