数ヶ月前から定期的にマイニング関連の情報をまとめてウォッチしているTwitterアカウントの@mononautical氏によると、現在のハッシュレートの47%を扱う計9つのマイニングプールが採掘報酬を同一のカストディアンに直接預けていることがわかったそうです。
A single custodian now controls the coinbase addresses of at least 9 pools, representing 47% of total hashrate.
— mononaut (tx/acc) (@mononautical) April 9, 2024
As demonstrated by this consolidation of mining reward outputs from AntPool, F2Pool, Binance Pool, Braiins, btccom, SECPOOL and Poolin:https://t.co/IQpH2TgP6k https://t.co/w5Nk09Rawf pic.twitter.com/6RDHdm0ZjP
マイニングの分散性はビットコインのセキュリティ上不可欠なものですが、MEVの発生による収益の偏りなどによって(主に大きなプールの規模の経済によって)損なわれてしまう可能性が常に警戒されています。
そんな中で多くのマイニングプールが採掘報酬を直接カストディアンに入金していることがどれくらいの問題なのか考えてみます。
・なぜ共通のカストディアン利用が発覚したのか?
・ビットコインマイニングにとって脅威なのか?