11月はライトニングユーザーにとって出来事が盛りだくさんの1ヶ月でした。Zapの祭典・Nostrasiaが東京で開催され、エルサルバドルではもはや恒例となったビットコインカンファレンスがあり、BRC-20の流行でオンチェーン手数料が急騰しました。これらの出来事については最近の記事でも触れています。
月の後半で印象的だったのはライトニング上での広告スパムの急増です。特にWallet of Satoshiユーザーは着金するたびにスマホに通知が来ていたので記憶に残っている方も多いでしょう。(現在は対策済みでスパムの可能性が高い送金については基本的に通知は来ません)
ライトニングを使った広告の仕組みは実は数年前から存在するコンセプトで、これまでにもいくつかのプロダクトや仕組みが入れ替わってきています。今日はライトニングを使ったP2P広告の課題について考えていきましょう。
・ユーザーに直接届けるか掲示するか
・固有ユーザーを認識することが難しいという問題
・オーディエンスと広告モデルの利益相反が危険かもしれない?