ライトニングネットワークの可視化を行ってくれる「ライトニングエクスプローラー」と呼ばれる種類のサービスには数社あり、老舗の1ML.comや最大手のAmboss.space、さらには人気ブロックチェーンエクスプローラーのmempool.spaceなどが参入しています。大量のデータを集めてユーザーに見つけやすくすることで価値を提供しているこれらのサービスですが、実はブロックチェーンエクスプローラー同様、彼らが収集しているデータの多くは一般的なライトニングユーザーにも収集可能なものです。
というわけで、ライトニングネットワークを流れてくるゴシップ情報を保存する仕組みを構築してみました。今回は自分のノードが受信した約10日分のライトニングネットワークのゴシップデータをもとに気づいたことを取り上げてみます。
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ちなみにAmbossなどで提供されているすべてのデータがライトニングノードから取得できるわけではなく、例えば外部からノードのアップタイムを監視したり、ノードから自主的に提供を受けたり、あるいはエクスプローラーへのアクセス解析のようなメタデータを活用するなど、エクスプローラーによって真似しづらい差別化ポイントがあります。
・サポートされているほどノードの多様性はない
・ルーティングに活用される手数料設定の分布
・可視化される「迷惑なノード」