2020年4月23日 3 min read

「ステイホーム週間」にライトニング電子工作

「ステイホーム週間」にライトニング電子工作
Photo by Paul Hanaoka / Unsplash

こんばんは。今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間」になりそうですが、長い人で2週間にも渡る休みをどう活用するか迷っている方もいると思います。そこで、暇つぶしにビットコインやライトニングを活用したガジェットを作ってみたい方のために、家で作れる楽しそうな工作をいくつか紹介します。

①LN用小型ポータブルPOS端末「M5STACKSATS」

M5Stackという画面・キーボードのあるマイコンベースの超小型パソコンのようなものをベースに、自分のLndと接続するもよし、ノードがなければOpenNodeのアカウント(カストディアル)に接続するもよしのPOS端末です。

作り方は割と簡単で、Raspberry Piのセットアップと同じくらいの、初心者にも簡単なレベルだと思います。必要なファイルを全てダウンロードし、指示に従って少しだけ改変するだけです。Wifiの接続情報(SSIDとパスワード)を変更するのは少し面倒なので、最初に設定するときにスマホにテザリングする設定にしましょう。こうすれば場所に関わらずインターネットに接続できます。

使用感としては、起動した後、受け取りたい金額を入力すると画面にインボイスのQRコードが表示され、支払いを受け付けることができるという形になります。非常にシンプルなPOS端末ですね。

作り方 GitHubで見る YouTube動画を見る
必要なもの:
M5 Faces開発キット(テンキーつき)…$55.35
パソコン
Lndのノード、またはOpenNodeのアカウント

M5Stackをはじめとする廉価なIoT機器の多くがESP32という1個200円ほどで買えるWifi搭載のマイコンを使用しています。電子工作の経験がある方はご存知かもしれないArduinoというオープンソースのマイコンと同じ要領で使用できることも相まって、IoT用途で世界中の電子工作愛好家(メイカー)に愛されています。

スマホがあるし別にPOS端末は必要ないだろ、という指摘には、ロマンが足りない、と回答しましょう。(Watch-only walletのようなものなので、安全性・衛生面などで有利な場合はあるかもしれません。)

②LNで動作するキャンディマシーン(簡易自動販売機)

ボタンを押すと上部のガラス球から下部の出口にキャンディが出てくる機械を、即席キャンディ自動販売機にしたものです。置き物としての可愛らしさや、ダイエット・貯金方法などになるかもしれません。Eat candy, stack sats.

こちらは①よりは工作が少し難しく、キャンディマシーンを分解したり削ったりなどする必要があります。プラモデルを嗜む方や、DIYが好きな方は持っている工具かもしれませんが、そうでなければ工具を揃える必要があるので少しハードルが高いでしょう。100均にも売っているようなものが多く、電動ドリル以外は高い工具は必要ありません。

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