2020年3月31日 3 min read

コロナウイルスの暗号通貨への隠れたリスク

コロナウイルスの暗号通貨への隠れたリスク
Photo by Marc Kleen / Unsplash

コロナウイルスによるビットコインや暗号通貨への影響について、価格面ではいろいろと意見がありますが、それ以外のリスクについて、あまり気付いてないとおもわれる点を指摘しておきます。

取引所の倒産

これが一番大きいリスクです。この状況ですと、海外はもとより、国内の取引所の中にも倒産するところがでてくる可能性があります。もちろんうまく事業をクローズしてくれれば良いのですが、債務超過状態になって倒産されると、ユーザーの資産が戻ってこない可能性があります。

ビットコインは、コールドウォレットで確保されているんじゃないの?安心では?

というのは勘違いです。それはハッキングへの対策であって、倒産隔離ではありません。

証券などで、事業者が倒産しても証券は倒産隔離されて、帰ってきます。証券を信託しているからです。

ビットコインの場合、そもそも信託することができませんから、事業者が倒産した場合は、

ユーザーのコインも、その他の債権もごっちゃになります。

みなさん、十分気をつけて、経営状況があやしいとおもう取引所の利用は控えましょう。

ここで名前をだすと、あたかもその企業が倒産するといったように捉えられてしまうと困るので、具体名はだしません。ですが、リサーチされる際のポイントだけかいておきます。

i. 日本で黒字化している取引所はいくつかしかありません。各社の経営状況はある程度公開されていますので、調べることができます。

ii. いざという時に、親会社からの資金注入などにより救済を受けられる会社とそうでない独立系の会社が有ります。資本関係と、その親会社の財務が十分なのかについても調べるとよいでしょう。

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