日に日に泥沼化していくBitcoin Core v30のリレーポリシーにおけるOP_Return制限の緩和に関する議論ですが、当初は「想定ユーザー」としてCitreaというレイヤー2の名前が挙げられていました。しかし実際のところ、CitreaでOP_Returnを使う予定はないようで、風評被害だったようです。
CitreaはビットコインネイティブなEVMレイヤー2を目指しているようで、先日のWebXやその前のTokyo Bitcoin Baseのイベントでチームメンバーと話す機会がありました。そこで彼らの技術的新規性に関心しましたが、同時に作っているものに需要があるのか疑問も出てきました。
今日はCitreaについて概要を説明し、どのような需要を狙っているのか、どこに需要を見つけられそうなのかについて書いてみます。
・BitVMを使ったビットコインネイティブなzkロールアップ
・DefiにフォーカスしたEVM L2の需要はあるのか
・EVMチェーンであるがゆえの「斜め上」の使い方も
・メインネットローンチ前だが使ってみることもできる