質問1
BTCのブロックチェーンエクスプローラやイーサスキャンの読み方を教えてほしいです。
特にBTCのトランザクションの送った履歴みたいな見方がイマイチ理解できません
ハッシュa 2BTC
→
ハッシュb 1BTC
ハッシュc 0.5BTC
合計1.5BTC
みたいに書かれてるとこです。
質問2.
ビットコインのフルノード動かしてますが世界中のフルノード見れるサイトで自分のIPアドレス調べてもそれらしきでてきません、視覚化されてるノードは何かしらの条件があるのでしょうか?
質問にお答えしますね。
1.
「⇒」
の前後で何が起こっているのかということを理解できればいいわけです。ビットコイン送金というのは、送金というより、配分や分割と考えたほうがいいかもしれません。
ハッシュa(アドレスa)にある2BTCを、ハッシュb(アドレスb)に1BTC、ハッシュc(アドレスc)に0.5BTCに配分・分割しなおしましたよ、というのがビットコインのトランザクションの意味です。
ですから、⇒の前後でビットコインの合計額が一致している必要があります。つまり a = b+c です。
そういう意味で言うと上記の例は、2.0 = 1 + 0.5 となり、計算がありません。本来であれば、2.0 = 1 + 0.5 + 0.5 とならないと左右の額が一致しませんよね。
おそらく、ハッシュd(アドレスd)が0.5BTCを受け取っているのを見逃して書いているのだとおもいます。
なお、ビットコインのマイナーは、このように左右で合計額があっているかといった基本的なことをちゃんと検証します。
ビットコインのトランザクションはこのように、左右の合計額が一致するように、アドレス間でコインの再配分を行うものです。ですので、一見すると送金にみえないかもしれません。
しかしアドレスの所有者はそれぞれ異なるひとでも良いので、実質的に送金が実現できます。
上記の例でいうと、このようになります。
ハッシュa 2BTC 自分所有
→
ハッシュb 1BTC 送金先1
ハッシュc 0.5BTC 送金先2
ハッシュd 0.5 BTC おつり(自分所有)
最後のお釣りのところに注目してください。このおつりアドレスは自分所有の別のアドレスです。ハッシュaにある2BTCは全部送ってしまうのですが、0.5BTCは自分に再び帰ってくるので実質的には差分の1.5BTCだけが送金されているという感じになります。