2024年2月12日 6 min read

Vol.246 インフレを生き抜くビットコインの保有方法🪙(2024年2月12日)

Vol.246 インフレを生き抜くビットコインの保有方法🪙(2024年2月12日)

こんにちは。最近、スーパーに行くたびに「野菜が高いなぁ」「これだけしか買ってないのに1万円超え??」みたいなことが続くようになりました。

発表されている物価指数と、生活を送るコスト感は、日々乖離が大きくなっているような気がします?

さて最近はインフレからの生活防衛手段として、ビットコインや金などのハード通貨を持つことの意義など当レポートなどでも書いてきたわけですが、受講生の方からタイムリーな質問をいただきました。

ご本人より許可をいただいたので、一部を転載させていただきます。


〇〇を受講し、ビットコインとゴールドに興味を持ちました。△△で取引を開始しようとしていますが、取引所のビットコイン現物取引から買えばいいのでしょうか?

また ××でビットコイン、ゴールドを買うことがいいとおっしゃってましたが、 ゴールドは現物を買うということでしょうか?□□証券にある現物買いのような事をおっしゃってるのだと思ったりしてます。

漠然と貯金していましたが、今はそういう時代じゃなくなったのかと考えるようになりました。ただ、ド素人が相場などの世界に資金を入れると、待ってましたとばかり海外のファンド等にカモにされるのではないか?と思ったりもしますが^^;


自分の生活を守るために行動を変えていこうとすると、より具体的に解決すべき問題が見えてきますね。素晴らしいと思います。

せっかくですので、今回はご質問への回答回に充て、以下のような内容を筆者なりに書いていこうと思います。

  • カモにならないための方法(今週)
  • ビットコインをコスパよく買う方法(今週)
  • 金を低コストで買い保有する方法(次週)

なお、ここでは筆者が試したことがある方法だけを書いていきます。ですから、他により低コストで優れた方法も、たくさんあるはずです。

あくまでスタート地点に立つための初歩的なガイドとしてお読みいただければ嬉しいです。それでは行ってみましょう!

カモ化回避:インフレ対処だけを目的にする

カモにされるのではないか?・・・これは鋭いコメントですね。まず最初に、カモ化してしまう私たちの習性を回避する方法を確認しておきましょう。

カモになる・・・とは、もとはカモ(鴨)の習性からきた言葉だとか。

「日没と同時に餌(えさ)を取りに飛び立ち、明け方になると昼間いたもとの場所に帰ってくるという鴨の習性を利用すれば、明け方には鴨の大群を簡単に捕らえることができることからという」(imidasより)

つまり、短期的な利益(えさ)だけをめがけて一直線で飛んでいくと、気が付けばガッツリ罠にはまってしまうことを言い表しているわけですね。

だとすれば、カモにならない方法もシンプルです。それは「短期的な利益(えさ)を求めない」ことに尽きます。

ビットコインを買う目的がインフレ対処であるなら、買って保有するだけで目的は達成です。買ったらハードウェア・ウォレットに移動して動かさない、以上!

なお、インフレ率やビットコインに期待される上昇率・出口戦略などは過去の記事を参考にしてみてください。

参考記事① 🪙Vol.192 インフレーション8.0 ~ Fiat通貨が人類にバブル経済をもたらした(2023年1月25日)

https://coinkeninfo.com/vol-192-inhuresiyon8-0-fiattong-huo-garen-lei-nibaburujing-ji-womotarasita-2023nian-1yue-25ri/

要点:

・英国の住宅価格のデータから、人類にとって心地よいインフレ率は年7.7%程度

金などの価値保存手段はこの7.7%のインフレに追随している

・フィアット通貨は資産価格の大幅な変動をもたらし、バブル経済を生み出した

参考記事② Vol.195 26%の情報料 ~ 法定通貨からビットコインへの流出は歴史的な必然(2023年2月13日)

https://coinkeninfo.com/26percent-tag-for-information/

要点:

世界のネット情報インフラは年間27%のペースで拡張している

・情報インフラと反比例し、法定通貨の価値は年間27%のペースで低下

・実際に2018~2023年でみると、ビットコイン価格の上昇率も26%/年

情報の塊であるビットコインに法定通貨の価値が移転するのは必然

参考記事③ Vol.241 生きているうちに使おう~ビットコイン積み崩し年金活用術(2024年1月7日)

https://coinkeninfo.com/useyourbitcoin-while-in-health/

要点:

50歳からビットコインを定額購入し、その後どのタイミングで売却を始めれば100歳まで年金のように受取り続けられるかをシミュレーションした結果、以下の点が分かりました。

・50歳から年間70万円でビットコインを購入

58歳からビットコインの売却を開始する

100歳まで年間195万円の受取りが可能!

ドルコスト平均法でビットコインを買う

長期的にビットコインをいい感じで買っていくには、ドルコスト平均法がおススメです。

参考;ドルコスト平均法とは、一定期間ごとに決まった金額を投資する方法です。市場価格に左右されず継続的に購入することで、購入時のタイミングリスクを分散させる効果があります。長期的な値上がりを見込んだ場合に有効な手法といえます。

では具体的にどうやるかという話なのですが、筆者が試してみて便利だなーと感じたのは、AndGoさんが提供している「つみたてとこ」でした。

つみたてとこ

あ、いや、記事を書かせてもらっているからバーターで紹介とかじゃないですよ。利用料は今のところ無料ですし、紹介しても私の懐にコミッションなどは入ってきませんから(泣)。

使い方は簡単です。

  • 取引所に口座を開設して入金する
  • APIキーを取得し設定する
  • 買い注文を入れる金額と時間を設定する

お金を預かるのは取引所で、「つみたてとこ」はAPIを経由し、取引所に買い注文の実行命令だけを出す仕組みです。

取引所も、自前の積み立て機能を提供していたりします。ですが、ほとんどの場合において「販売所」での買付なのですよ。端的に言うと、コストが高いんですね。

相場の天井や底を知ることはできませんが、取引コストは知ることができます。取引のコストを削減することに関しては、時間と手間をかけるだけの価値はあります。特に長期投資では大切なポイントですね。

ドルコスト平均で避けるべきこと

では「つみたてとこ」なり、自前のシステムなりで取引所にドルコスト平均な注文を出せる準備ができたとしましょう。もうこれで終わり?

まぁそうなんですが、いくつか避けたほうが良い点などを書いておきたいと思います。

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