2019年12月26日 3 min read

2019年のビットコインを振り返る

いよいよ2019年も末ですが、ビットコインにとって今年もかなり濃い一年だったかと思います。様々な出来事や進展がありましたが、その中でも自分が今までに書いた記事で触れてきたいくつかのテーマについて振り返ってみます。

ライトニングの開発が進み、ウォレットなどが使いやすくなってきた

私の主観で今年最も重要だった進歩は、ダントツでライトニングネットワークのプロトコルやLN上のアプリケーションの開発が進み、以前と比してかなり使いやすくなってきたという点です。

1月にはLN Trust Chainと言って、ライトニングを使って聖火リレーのように順番に1万サトシずつ追加しながらお金を回す企画が流行り、日本人では大石さんやジミーさん、有名人ではツイッターCEOのジャック・ドーシーなどが参加しました。同じく彼の会社であるスクエアは、今年からSquare Crypto と称してビットコイン開発者を雇ってオープンソース開発に従事させており、今月も著名な匿名のライトニング開発者「ZmnSCPxj」を雇用しました。

ライトニングアプリの面でも、多くのゲームや、ペイウォールを作れるpaywall.link、VPSを借りられるBitClouds、noteの代替サービスとなりうるSpotlightなど、様々なサービスがローンチしました。Bitfinexを含むLNウォレットの増加と合わせて、Lappsも増加していくと考えられます。

今年のビットコインは一年を通して手数料相場は安く、トランザクション数が増加したときも取引所などが手数料最安値でUTXOを集約していただけで、概ね快適にオンチェーン取引をすることができました。しかし、限りあるリソースなのでライトニングの重要性はこれからも増す一方です。

鍵管理の方法やカストディ提供業者が増えてきた

マルチシグを使ったカストディソリューションを提供するCasaは顧客数を大きく伸ばし(Casa Nodeのライトニング対応がライトニングノード数にも貢献)、マルチシグとは異なる鍵の分割方式としてシャミアの秘密分散法が流行った一年でした。
また、「ブロックチェーンスマホ」はギミックだったとしても、シャミアの秘密分散法を利用した秘密鍵リカバリーアプリや、Nayutaが今月リリースしたモバイルフルノードが示すように、モバイル端末でブロックチェーンを利用することへの関心が高まっています。

さらに、待望され続けているETFこそ実現しませんでしたが、アメリカではBakktが現物決済の先物をローンチするなどし、それに伴ってアメリカではカストディ事業が本格的に動き出しています。(大手だけでも3社あります。)

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