みなさま、明けましておめでとうございます。2023年もビットコイン研究所さんのメンバー様に記事配信ができることを光栄に思います。
さて本年は、(筆者を含め)第2次ベビーブーマー世代が50歳の大台へと到達する年でもあります。厚生労働省の統計によれば、50歳の男性平均余命が31.5年。
あらためて残された時間の活用方法を考えさせられる年始となりました。本年も、なにとぞよろしくお願いいたします。
幸福度の高い取引方法を考えてみる
元気ですかー!はアントニオ猪木さんの名セリフでした。では「幸せですかー!」は?
私も含めて人は、幸せに生きようとすればするほど、なぜか焦りや心配事に意識を取られてしまうことがあるようです。
このメカニズムを明快に説明してくれている記事がありましたので、少しだけ紹介をさせてください。
幸せに生きるために(3) 追い求めると陥る「落とし穴」
京都大学准教授 柴田悠 from 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD052NC0V01C22A2000000/
幸福の追求には、自分自身の幸せに意識が向くと幸福感が下がり、ストレスが上昇するという「落とし穴」があるそうです。
これを回避する処方箋は以下のとおり。
- 今後の幸福感を高めるための行動を指向すること(”今この瞬間の幸せ”に意識を向けない)
- 他者に親切な行為を続けること(”自分への優しさ”に意識を向けない)
これを見たとき、まさに取引と同じではないか!と感じ入った次第なのです。
取引やトレードは、もちろん「お金」という結果を得るために行う訳ですが、「お金」を指向するとお金から遠ざけてしまうという結果を招きます(何度も経験しました)。
先にのべた”幸福の落とし穴”に「お金」&「取引方法」を代入して文章を再構築してみましょう。
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お金を得るための取引を追い求めると陥る「落とし穴」
ココスタ代表 佐々木徹
お金を追求し、取引の損得に意識が向くとお金への渇望感が増し、取引に求める儲けの期待が実態を遙かに上回ってしまう「落とし穴」があるそうです。
これを回避する処方箋は以下のとおり。
今後の取引精度を高めるための行動を指向すること(”今この瞬間の損得”に意識を向けない)
利益を独り占めせず、市場に余地を残しておく(”自分のほしい金額” に市場を合わせようとしない)
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ちょっと通訳が下手くそですね。もう少しわかりやすい言い方もありそうですが、修行が足りません。。。
何のために取引をするのか。何を目指してビットコインを買うのか。求めるものを手に入れようとして逆に遠ざけていないか?
紹介の連載記事は、取引方法をも再考させられる考察が満載です。お時間のあるときにでも、またご覧になって見ていただけたら幸いです。
ビットコイン価格は幸福度を上げられるか?
さて少々こじつけの感もあるタイトルではありますが、2023年スタートダッシュを切ったビットコインの動向を少しだけ確認しておきましょう。