2019年5月16日 2 min read

Schnorr署名、Taprootが描くビットコインの未来

5月6日、ビットコイン開発者が参加するメーリングリストにPieter Wuille氏からTaprootとSchnorr(シュノア)署名に関するBIP(ビットコイン改善提案)のドラフトが提出されました。ビットコインの開発プロセスにおいて、BIPの提案→採択→導入、という流れの最初のステップが正式に始動した形です。

--Schnorr署名とは--

ビットコインの根底にある暗号化技術における、暗号を署名するアルゴリズムの一つです。これまでビットコインでは世間で広く使われているECDSAという署名アルゴリズムを使っていますが、2008年まで特許で保護されていたシュノア署名のほうがセキュリティ面や効率面で優れているため、導入する機運が高まっています。※セキュリティ面でのメリットは難解なので割愛します。

--Schnorr署名導入のメリット--

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