FTX事件をきっかけにセルフカストディが一部で話題になっています。ただ、話題にしてるのは元々リテラシーが高かった面々で、カジュアルユーザーは単に別の預け先を探しているのではないでしょうか。言うまでもありませんが、自己で暗号鍵を管理している人はかなり少なく、カストディは一大ビジネスになっています。(そもそも今回の事件はカストディというより顧客資産を明らかに危険な条件で貸し付けていた背任の問題ですが)
またツイッターを見渡すと、事件と関連してFTX JPが11/14に発表した預かり資産が少ない印象を受けている人が多いようです。自分が預けた資産が果たしてちゃんとFTX JP側に顧客資産として認識されているのか不安という声です。
そこでJVCEA会員の各取引所の決算書の負債の部>預かり暗号資産、預り金を合計し、JVCEAが発表する各月の会員合計値と比較してシェアを求めてみました。FTX JPが公表した数値について同業他社との比較を通して規模感を確かめたい人の役に立てば幸いです。
また、単純に日本の取引所エコシステムにおいて、カストディの側面から重要なプレイヤーが誰なのか、どういう傾向が読み取れるのかも考えてみましょう。さて、さっそくデータを見ていきます。
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