2024年1月29日 4 min read

Vol.244 金もビットコインも供給不在で値上がりする(2024年1月29日)

Vol.244 金もビットコインも供給不在で値上がりする(2024年1月29日)

こんにちは。JAXAが打ち上げた無人探査機が、月面からの画像を送ってきてくれましたね。

斜めに映った地平線からは、「何が何でも画像を撮影して送る」という執念を感じました。JAXA、やりましたね。

さて本日の記事では、金もビットコインも売り手が減ることで強制的に値上がりせざるを得ない・・・ということを書いてみたいと思います!

供給が減れば買い手は高値を提示するしかない

もうすぐビットコイン半減期が到来しますね。前回の記事では、半減期の前後1年間は強気な相場が形成されてきた過去のパターンを振り返りました。

以下、サクッと半減期が価格上昇につながる背景を振り返っておきましょう。

ビットコインの発行量は限定されており、マイニングによって徐々に放出されます。マイニングの際の報酬は当初50BTCでしたが、約4年ごとに半分の25BTC、12.5BTC...へと減少していきます。これがビットコインの半減期です。新しいコインの発行量が減る半減期と需要の増加により、価格が上昇すると考えられています。(By AI)

さてビットコインは供給量の減少がだれにでも目に見えて分かる形で到来します。これが半減期の上昇機運を同じタイミングで醸成し、一方通行な値上がりへとつながりやすい相場を作っていきます。

では、ビットコインと比較されることも増えた金はどうでしょうか?こちらも、供給量の減少が値上がりにつながることは想像できます。

ただビットコインほど、誰の目にも明らかな形では現れないですよね。せっかくですから今回は、ゴールドの供給が減少しているであろうタイミングを推し図る方法を書いてみます。

鉱山会社は儲からない → 新規開発されない → 供給減少 → 金価格には上昇圧力

金を市場に供給するのは、地面を掘って、石を砕いて、中から金を取り出して、地金に加工する鉱山会社です。そして、ほかの生産財とおなじように、その原価はインフレの影響を受けます。

2023年第2四半期には、金鉱山の全世界平均の総生産原価は、前年同期比で6%上昇しているとのこと。

Gold miners’ AISC still rising, but at a slower pace

別に原価が上がっても、金価格も上がってるから問題ないじゃん?いえいえ、現実はそうもいきません。視覚的に分かりやすい事例を確認してみましょう。

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