2019年12月3日 4 min read

ETH2.0のトレード機会

ETH2.0のトレード機会
Photo by History in HD / Unsplash

来年の1月に、ETH2.0への移行が始まるという話しがちらほらでてきています。そこでは、ETH2という別個のコインが生まれ、現ETHとの価格差が生まれそうです。

価格差があればトレード機会が生じます。

今回はこのトレードについて簡単に解説します。

念の為、移行についても、簡潔にまとめておきます。

<ETH 2.0 移行について>

まず、前提として、今回は既存のイーサリアムのネットワークとは「まったく別」に、2.0ネットワークというものが「新設」されます。

これは仕組みがまったく違うものになります。前者はPoWで動き、後者はPoSで動きます。

BCHなどのハードフォークによるアップデートでは、既存のネットワークが捨てられ、新しいHF後のものに一斉移動しますが、イーサリアムの移行はそうではありません。

新しいネットワークが立ち上がって、5年〜の時間をかけて、徐々にユーザーの移動を促すというものになります。

1.スケーラビリティは何ら解決しない

今回のアップデートでは、速度と手数料は変わりません。スケーラビリティは全く解決しません。

そもそも今回の2.0のネットワークでは、スマコンが実行出来ません。

2.0がスマコンを処理できるようになるには、クロスシャードと新VMの実装が必要で、これはロードマップですら2〜4年後になっています。

つまり、イーサリアムの処理性能があがるのは最も楽観的に見積もって2年後です。

それまでは現在の速度と手数料が継続します。ユーザーとしては何ら変わらないという状況がつづきます。

2. ETH2.0トークンができる

新設される2.0ネットワークでは、あたらしく2.0トークンが発行されます。ETH2とでもしておきましょうか?

ETH2は、ステーキングができるようになっています。最低32ETHをロックアップするとバリデータになることができ2.0ネットワークのブロックを承認することができるようになります。

承認はPOSで行い、ブロック毎に新しく発行されるコインが手に入るようになります。

ステーキングの利率は、ロックアップされるETH2が少なければ高くなり(その分だけ新規参加者のインセンティブになる)、ETH2が十分増えると、最終的には1%台になるといわれています。(このあたりの数字はコロコロ仕様がかわっているようです)

ETH2トークンを手に入れるためには、現在のETHから変換する必要が有ります。これは一方通行で、一度ETH2に変換すると元に戻せません。

ETH2は今の所ステーキングしか用途がありませんから、一度ETH2にしてしまうとGASとしては使えなくなります。

3. 移行の概要

ETH2は今の所、POSのステーキングをするだけのネットワークです。

2年後〜を目処に、これにクロスシャードと、スマコンの処理機能を付けて、ETH2.0完全版をつくるというのがロードマップです。

そうすればより便利になるので1.0からみんな引っしてくるだろうということです。そして1.0が使われなくなったら、そちらはひっそりと閉じましょうという移行のやり方になっています。

そのため、長期の移行プランであり、最低でも5年程度、1.0の終了までには10年かかるのではないかという人もいます。

<ETH2トークンの価格はどうなるのか?>

さて、ETH2トークンは別のネットワークで動く別のトークンです。取引所では別のものとして取引されることになるでしょう。

この2つのトークンは性質が全く違います。

ETHは、Powで産出され、Gasとしてスマコンに使うことができます。

ETH2は、PoSステーク以外機能は持たず、一定のインフレ率にしたがって無から産出されます。

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