2020年8月4日 3 min read

DeFi 裏話

引き続きDefiの実験・実体験をいろいろしています。あまりにおもしろいことが次々起こるのではまっています。今回は裏話的に2つのエピソードを書きます。

※今回はすこし面白おかしく書いてみました

その1 コントラクトの引き出し手数料が90ドルだった件

ここのところ注目をあつめているステーブルコイン同士の交換をするCurve.fiというプラットフォームをいじっていました。ここにコインをあずける(流動性)を提供してみるという体験をしてみました。もちろんイキナリやるのはあぶないので、少額でテスト。USDTを使ってやってみます。100USDTを預けてみました。預ける時のETHの手数料は、3ドルくらい。そのあとステーキング云々とかがあり、プラス5ドル。7ドルくらいでした。

まあまあ、ひどく高いけど、まあ悪くないか・・・

さて、元に戻るか引き出してみよう・・・。Metamaskの手数料表示をみると・・・・。

「え?」

90ドル!

「は?」

ガスプライスは最高潮に達していたときなので、その影響もありますが、アホみたいな額をとおりこしていました。

でもテストなので、やるしかありません。90ドルの見積りでトランザクションをしました。(※実際にConfirmされると45ドル程度で済みました)

ガス代負けという話は本当でしたね。

では、このガス代だと、どのくらいのロットなら利益がでるのでしょうか。仮にこのDefiがAPR(年利)で10%の利益があるとします。

預入と、引き出しで、100ドルかかるとしましょう。となると、1000ドルを原資に1年間あずけて、トントンということになります。利益のすべてが手数料で飛んでしまいます。

では、利益のうち何%が手数料ならがまんできるでしょうか?という解いをたててみます。1%?0.5%?

かりに1%とするなら、原資は10万ドル、0.5%なら20万ドルほどの原資が必要です。

Uniswapなどの統計でもユーザーあたりの平均が20万ドル?とか聞いてます。つまり、はやりこのくらいの資金力がひとつの目安だということなのでしょう。Defiやるなら20万ドルから!大口が有利だというのは知っていましたが、数字をみると、如実すぎでした。

その2 鯨と遭遇した話

先月末から、KavaというプラットフォームがBNBを原資にステーブルコインを生成するとコインがもらえるキャンペーンをがはじめました。

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