ビットコインのべき乗則論(Bitcoin Power Law Theory 以下PLT) をご存知ですか?このモデル予測によれば、今から15年後、2039年のビットコイン価格は2億円超え!
Power Law Priceはビットコインの歴史的なパターンから推測された理論価格に対して、Floor Price(下限価格)は、「まあクラッシュしても下限値はこの辺りだよね」という経験則です。
仮にドル円が150円のままで推移したとすると、2039年時点での予想価格は以下となります。
- 理論価格・・・ 約4.9億円!?
- 下限価格・・・ 約2.1億円!?
もちろん将来価格のことは誰にも分かりませんが、それでも同理論を深堀りしていくと、そこに投資の本質を見つけることができます。
当記事では、この理論を紹介しつつ、私達の投資で最大の敵になりうる「自分自身の感情」からいかに資産を守っていくのか・・・などを書いてみたいと思います。
2039年ビットコイン価格は2億円超えの理論とは?
ビットコインのPLT(べき乗則論)は、2024年3月20日にThe Bitcoin Power Law Theoryとして、Giovanni Santostasi氏が公開したものです(こちら)。
このなかで、ビットコインの成長は単純なS字カーブではなく、複数のパワー法則に従っていることを示しています。
- 価格はユーザー数の2乗に比例
- ハッシュレートは価格の2乗に比例
- ユーザー数は時間の3乗で成長
なかなか本質を突いていると思いませんか?
パワー法則は自然界や社会現象でしばしば観測されるパターンで、都市の人口分布やパレートの法則で有名な富の分布(2割の人口が8割の富を独占)などにも用いられているとのこと。
論文内で著者は制約条件として、2040年以降の予測には使用すべきでないと明記しています。よって今回は2039年の予測値を使ってみた次第です。
ちなみに過去の推移は以下のようになっています。
過去を見ているだけだと、きれいに乗っていますね。
このまま1ビットコインをホールドしておけば、15年後には都内のタワマンも買える!・・・かどうかは分かりませんが、長期保有することのインパクトをまざまざと見せつけてくれた推移モデルでした。
さて、ここからは同理論を参考にしつつ、ビットコイン投資で長期的なパフォーマンスを残す簡単な方法を著者なりに考えてみた内容を書いてみたいと思います。