今年ビットコインで気になったニュースに世のAIブームとの接点がありました。
5月29日に、ビットコインでギフトカードを販売している老舗のBitrefillがAIエージェントにMCP(AIが呼び出せるAPIのようなもの)を通して自律的にビットコイン決済を実行させることに成功したとツイートしました。添えられた動画にはAIがBitrefillでSteamのギフトカードを購入する様子が映っています。
Cursor’s agent just did the first fully autonomous Lightning payment on Bitrefill. 🤖⚡
— Bitrefill (@bitrefill) May 29, 2025
Sonnet 3.7 found a product, generated a Lightning invoice via Bitrefill’s store MCP, and automatically paid it using ZBD’s wallet MCP. @zebedeeio
Instant crypto settlement, no clicks… pic.twitter.com/G8nfn9QTi9
実はAIとビットコインの接点に関して、2年前にLightning Labsが発表したLangChain Bitcoinというツールがありましたが、当時これの温度感が自分には伝わらなかったので割とスルーしてしまった経緯があります。(実際、AIにビットコイン決済任せたいか?プロンプトエンジニアリングで資金抜かれるの怖くない?と思っていました)
自分の気持ちはともかく、マーケットはAIにビットコイン決済させたいようなので、今回は襟を正してAIとビットコイン決済について考えてみました。
・Bitrefillが世界初の自律的なAIエージェントによるライトニング払いを実行
・LangChain BitcoinはLightning Labsが2年前にリリースした、AIエージェントがビットコインを扱えるようにするツール
・AIにとって既存の決済手段よりビットコインが扱いやすい理由とは?