とあるサロンで、Hiroshi Hatakeさんという方が、慧眼の分析をしていました。それは、ゴールド建ての株価という視点です。
世界の株価は、S&Pにしろダウにしろ、コロナショックをあっさりを克服して、再び史上最高値をめざしているように見えます。株価は堅調とみるのが普通の視点です。
一方で、ゴールドの価格もうなぎのぼりです。1000ドル前後だったゴールドは2019年から上昇をはじめ。2000年には1500ドルをつけ、コロナショック後は、1770ドルまであがっています。
Hatakeさんは、このように指摘します。
”中央銀行が無制限に発行できない資産は例えば、金や小麦、原油があります。通常金が保存も効き、全世界で通用するので金を貨幣価値として仮定して株価を見ると別の世界が見えてきます。”
つまり、紙幣は価値が薄まっているので、資産に関して言えばドル建てではなく、ゴールド建てでみないといけないのではないかという問いです。
ということで、S&P500のグラフと、S&P500をゴールド建てでみた指数を重ねたチャートを作ってみました