マイナーによるシグナリングが始まっていたTaprootですが、すでにアクティベーションが確定といってよい状態になっています。
マイナーの98%超がReadyのシグナリングをしている状態です。
アクティベーションの可否は、BIP-9という規格で判定されます。マイナーは、ソフトウェアのアップデートが終わり、Taprootへの対応が終了すると、自身が採掘したブロックに「シグナル」を付け加えます。
これを集計し、2016ブロック(約2週間)の期間のうちに生成されたブロックのうち90%でシグナルが見られれば、Taprootへの準備がととのったと判断し(ロックイン)、Taprootが有効になるという仕組みです。
現在、2回目の集計期間になっていますが、すでに98%超のマイナーがシグナリングしており、今回の集計期間でロックインされることは確実です。
集計期間が終わるのは、およそ12日後、6/13前後ということになります。
Taprootはすぐに必要な機能ではないのでマイナーのシグナリングも徐々にかなとおもっていたところ、これは予想以上の速さになりますね。
とてもスムーズだったといえます。