2022年8月8日 4 min read

ビットコイン Vs. イーサリアム に 中銀 ☓ 実質⾦利

こんにちは。8⽉に⼊ってからの暗号通貨は、徐々に⾃信を取り返し始めたような動きを続けていますね。

特に9⽉19⽇がマージ(統合)候補として提⽰されたイーサリアム。暗号通 貨市場の中で第2位の位置を占めるコインが、POWからPOSへの移⾏という ⼤きなステップを進めるとあり、注⽬するなというほうが無理なでしょう。

イーサリアムが持っている性格的な特徴としては、Vitalikふくめ運営に関わ っているプレイヤーが「お⾦」を⾏動の動機の中⼼に据えていないことが挙 げられそうです。もちろん時価総額2位という地位を保っているからこそできることですが。

お⾦を銀⾏という中央集権の呪縛から開放するために登場したビットコイン。これに対し、情報を中央集権なテック企業から開放するために登場した イーサリアム(⾃分の理解が歪んでいたらすみません)。

⽬指すものが別なのであれば、合意形成システムも「POW」⼀択に縛られる 必要もないのでしょう。過去に何度も延期されてきたPOSへの移⾏、今度こそうまくいくと良いですね。

さて市場参加者の動きをみていると、このイベントには強気な⾒⽅が優勢で あることがわかります。 例えば直近2022年8⽉2⽇締の建⽟動向では、ビットコインとイーサリアムの 間に⼤きな開きがあることが確認できています。 まずビットコインの相場巧者である、アセットマネジャーの売り⽟推移を確認してみます。

7⽉12⽇に過去最⼤の売り⽟1369枚が積まれたビットコイン。まだ依然とし て952枚と7割近くの「売り」が残ったまま。下落が終わったとは市場は思っ ていない様⼦です。
⼀⽅でイーサリアムには、明らかに変化の兆しが出ています。

ビットコインと同じく7⽉12⽇に売り⽟600枚を積んでいたのが、⾜元では 240枚へと半分以下へ減少。

「半値戻しは全値戻し」が建⽟の動きにも当てはまるのであれば、”イーサリ アムの売りはだいたい終了” ということになります。

イーサリアムとビットコインの⽐率を表す ETHBTC は、本年6⽉中旬に 0.05で底を打ってから上昇傾向へと転回。順調に推移をしています。

なお、下のチャートは2022年1⽉からBTCUSDとETHBTCを並べたもの。な んだか似たような動きをしていますね。

これを⾒る限り、以下のようなことが⾔えそうです。

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