先日のペーパーウォレットセルフGOXの話は各方面から反響があって驚いています。今回はその後日談です。BTCのほかに、BCH、BSVはデフォルトで取り出しましたが、他にもフォークコインがあり、それを取り出しました。
リカバリー業者は、BTC、BCH、BSVに関しては50%の手数料を取ったのですが、他に関してはそのまま残っていたわけですねw
これが、馬鹿にならない金額になっています。結論をいうと、約1300ドル。これで、夏休みの旅行に行こうとおもっています。
ほんとにタダで貰える草コインを売ってお金になるのは、幸せな気分になりますね。
ということで、フォークコインの取り出しについて、私が実際にやっったことをメモ的に書いておきます。
いまだ価値有るコインはどれ?
まず、どのフォークコインまでが取り出す価値が有るか?という調査をしました。フォークコインは100種類以上もあり、本当のゴミもふくまれていますw調べてみると、ほとんどのコインの値段はゴミであり、全部取り出して売っても500円とか50円くらいにしかならないといったものもあり、取り出す労力と見合うものは少ないです。
そうしてスクリーニングした結果、次のコインが候補にあがりました。それぞれ、フォーク時に1BTCを保有していた場合に取り出せるコインの現在価格です。Bitcoin Gold $9.37
Bitcoin Diamond $8.81
BitcoinX $48.9
SuperBitcoin $3.27
Bitcore $1.7
(※1BTCあたり、10とか100単位のフォークコインが割り当てられているものもあるので、それも勘案して計算しています。)
これをみると、Gold、Diamondは価値が有り、BitcionXは驚きの48ドルです。浮足だしました。
というわけで、私は見事にこれらのコインをすべて取り出しました。
いざ売るぞ!という段階で待ち受けていた罠
さて、コインを取り出したので、いざ売るぞ!となったときに、落とし穴がありました。Bitcion X、Super Bitcion、Bitcoreといったコインは、取引所が入金を受け付けていないのです。
なんだそりゃというかんじですが、つまり入金できないので、売ることもできません。唯一、BitcoinXは、中国のきわめて怪しげな取引所で入金を受け付けているかもというのがありましたが、中国国内の電話番号認証をしないとできず、あきらめました。
要するに、もうこれらのフォークコインは、値段がついているように見えて、取引的には終わってしまったということなんですね。じゃあなんで、CoinmarketCapなどでは取引があるように見えるかというと、フォークの瞬間に取引所内にBTCがあった人にたいしてアカウントに付与したからです。それらのコインは、その取引所内だけで投機的に売買されています。苦笑。