まもなくビットコインの半減期が到来しますね。現時点での予測は24年4月22日となっています。
今回の記事では、半減期を挟むといつも似たようなパターンで値が動くよね。だから過去の動きを振り返っておけばよいかも!ということを書きます。
まず「半減期」について簡単に説明しておきますね。
ビットコインの採掘者は、取引を検証する作業の報酬として、新しいコインを獲得します。
当初、ブロックごとの報酬は50BTCでしたが、この報酬は4年ごとに半減されます。現在のブロック報酬は6.25 BTC ですから、半減後は報酬が3.125 BTCへと減ることになります。
採掘者は獲得したビットコインを市場で売却し、採掘に投じた費用を回収することになりますから、これら報酬のコインは継続的な値下げ圧力を発生させます。
つまりブロック報酬が半減するということは、売り圧力が継続的に減少することとなります。
絶対的な供給量が減ることに加え、市場の先回り効果で、これまでの半減期では常に力強い上昇を招いていました。
以下のチャートは、”Vol.189 ビットコイン2023年を予測する(後編)|インフレ → 決済 → 半減期(2022年12月26日)” で紹介したものの継続版です。
https://www.tradingview.com/x/zyjZRebs/
チャートからは、以下のことが見て取れそうです。
〇 半減期の50週から70週前に上昇相場が始まる
〇 半減期の50週から70週後は上昇相場が続く
〇 半減期からの価格上昇率は550%~7750%
〇 2025年3月には22万ドル(3,000万円)到達!?
※ 4万ドル×550%として
今回の半減期では、予定日から70週前の2023年1月1日ころから上昇が開始しています。「半減期の50週から70週前に上昇相場が始まる」は今回も生きていますから、少し期待が持てそうです。
そして、今までの半減期アクションが繰り返されれば、2025年には1ビットコイン3,000万円に到達することになります。関東近郊でも、中古のマンションが十分に買える時代となってしまいそうですね。
なお、当時の記事では2025年に82,000ドルと予測しています。でも、今の環境を見ていると、それじゃ止まらないだろうなと感じさせることが、あちこちで起きています。
ここからは、少し政治や金融まわりの動きを確認しておきましょう。
パズルのピースが音を立ててはまる2024年
さて2024年も立ち上がりから半月が経過をしました。そして、年初に予測していたことが次々と現実になりつつあります。もう、まさにパズルのピースがパチパチ音を立ててはまっていく感じがします。
特にインドの動きは、ものすごく興味深いです。少し具体的に見ていきましょう。